atsukoy’s blog

じぶんらしく、豊かに生きるためのブログ

乱世を生きぬく教育

 

自分らしく生きるあなたへ

 

 

 

 

今週火曜だったかな?

ふとテレビをつけたらやっていて、

気になって見てしまった

Eテレの『知恵泉』。

 

今回のテーマは黒田官兵衛・長政親子で、

官兵衛が長政に施した教育に

スポットを当てた番組でした。

 

 

 

 

黒田官兵衛と長政は、

親子二代にわたって

信長・秀吉・家康に支えたんですよね。

 

 

 

官兵衛は謀りに長けた戦略家で、

秀吉にも「官兵衛には心を許せない」

と言われたそう。

 

一方、息子の長政は仲間を大事にし、

大将は戦では後ろに陣取っているものなのに、

長政は自ら先陣を切って

乗り込んで行ったとか。

 

 

 

 

長政は人に好かれ、

官兵衛は人に恐れられた。

 

 

 

 

そんな正反対の親子ですが、

官兵衛は、性格も違う長政のやり方を

認めていたそう。

 

その上で、

必要だと判断した時には

「道は一つではない」と諭し、

長政がさらに活躍するきっかけとなったとのこと。

 

 

 

 

親は子どもに、

まずは自分の価値観を押しつけてしまうことが多いのではないでしょうか。

 

でもそれが子どもに合わず、

うまくいかなかった時に、

そのことに気付く。

 

私はその繰り返しです(笑)

 

自分が育ってきた価値観が

ベースになってしまうんですよね。

 

 

 

 

でも、官兵衛は

自分の価値観を押しつけず、

長政を認めた。

 

 

戦国時代という乱世は、

価値観がすぐに変わってしまう時代。

 

そんな時代においては、

先代の成功事例をそのまま適用することは

難しい。

 

だからこそ、

官兵衛は自分とは違う長政を認め、

長政を生かすための教育を

施したのでしょう。

 

 

 

 

番組では

「今も戦国時代と同じようなもの」

と言われていました。

 

技術がどんどん進化し、

AIなども登場し、

時代が進むスピードも早くなっている。

 

そんな時代に、

自分が子どもの頃の価値観を

今の子どもたちに当てはめても

合うはずないんですよね。

 

 

そんなことが胸に残りました。